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彼は、あたしを見送った後、別の車に乗り込み帰って行った。
あたしは、今日起こった色んな事を思い出して、パニック状態だった。
プルルル…。
また、あたしの電話が鳴った。
見たこともない番号だった。
「はい…」
「あ、 亜希ちゃん。 さっきはどうも」
再び絶句…。 一宮君だった…。
「な、 なんで!?」
「あ、 俺ら今日ホテル泊まりだから。 もう着いちゃった」
「いや、 そうじゃなくて… なんで電話…」
「あー。 そのことか。 亜希ちゃんに、俺と付き合ってもらおうと思って…」
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