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「はい、ストップ、ストップ。もう逃げられねえよ」
舞い降りた影からそう声がきこえる
見るとそこには高校生くらいの少年が1人立っていた
少年は黒を基調とした服を着ていて、別段おかしな格好はしていなかった
男は自分がこんな歳の少年にお追いかけられていたことに驚愕する
“俺はこんな少年に追われていたのか!?”
男はそう考えながら少年に尋ねる
「で、お前が俺をつけてたのか?」
そう言いながら男は後ずさる
なぜならいくら少年だからといっても自分が追いかけられていた事実、それに少年には人が持つのに相応しくない雰囲気を持っていた
「ねえ、あんた【吸血鬼】だろ?」
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