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こっちの女の子はどなただろう?
身長から察するに……
「ところで……そちらの方はお友達ですか?いや、後輩さんですか…中等部の方ですよね?」
中尾さんは隣の女の子の存在を今思い出したのか、焦ったように言った。
「あっ…いえこの娘は…」
その時
ドスっと鈍い音と共に僕は華麗なドロップキックをくらって、後ろへ吹っ飛んだ。
「ぐはっ!?」
どうやら僕を蹴り飛ばしたのは黒髪の女の子らしい。
僕は倒れた体を起こしながら女の子を見た。
すると、女の子の頭には見事に💢マークが浮かんでいた。
「ちょっと何するんですか!?初対面の人にドロップキックなんて!失礼ですよ!?」
「はぁ!?失礼なのはアンタの方よ!!さっきから失礼なことばっかり言って!」
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