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アキトとしては僕が話に相槌を打ってしまった時点で決まったと思ったのかもしれない。
「そんなつれないこと言わないで~いいじゃんか~手伝ってよ~」
しかし僕もささやかな抵抗を試みる。
「今ちょっと読みかけの小説が……」
「どうせスイーツ(笑)だろ」
「……補修が……」
「トシ、頭だけは良いじゃん」
「……友人と会う約束が……」
「トシ、友達いないじゃん」
「お前は僕をなんだと思ってるんだ」
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