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「でも、どうせメンドクサイことだろ?嫌だなぁ」
「じゃあ報酬は"superyoung"2本でどうだ…?」
「気が変わった、手伝おう」
「……ゲンキンなやつ」
アキトからの視線が微妙に痛いけど、そんなこと気にしない。
なんたってあの"superyoung"が2本も手にはいるのだ、割の良い仕事だろう。
あぁ嬉しい……
ちなみに"superyoung"とは購買部に売られている炭酸飲料である。
一見、何の変哲もないジュースだがこれがめちゃくちゃ美味しい!!
一口飲んだだけで口に広がる爽やかな酸味とほのかな甘味──あぁ、あの美味しさは筆舌尽くし難い。
そんなわけで"superyoung"は購買部の圧倒的人気トップに君臨する商品なのである。
生徒間での"superyoung"の奪い合いは凄まじいものがあるが、そんなものをどうしてアキトが易々と手に入れることが出来るのか僕は知らない。
まぁ、そんなことはどうでもいいか
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