~プロローグ~

2/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
 3月。  名門とまで呼ばれる学校、 星蘭高等学校。通称、星蘭。  そんな名門校星蘭に、 家が近いからというだけで、 おれ、島崎祐輔は受験したのだった。  それから何日かがたち、 合格発表の日がきて、 おれはなんとか星蘭に合格した。  しかし、 星蘭への合格が決まった数日後両親が離婚してしまい、 母と姉と妹と一緒に実家へ行くことになってしまった。  だけど、 住み慣れた町の方がいいし、 せっかく高校に合格したんだからという理由で、 おれは一人ここに残ることを決意した。  それから、なんとか住む場所を探して、 星蘭に入学と同時に元旅館の和風アパート、 すばるに住むことにしたのだった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!