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おれは麻衣と話終えてからさっさと下駄箱で靴を履き替え、
これから住むことになるすばるに向かった。
星蘭からすばるまでは約徒歩15分だそうだ。
駅もけっこう近くにあるし、
商店街も近くにあるので、
最高の環境だとおれは思っている。
おれは引っ越しの準備のときに一度すばるに行ってるんだけど、
そのときは管理人さん以外全員どこかに行ってたみたいで、
あいさつすることができなかった。
今日はなんか歓迎会をしてくれるって管理人さんが言ってたし、
ちゃんとあいさつができるだろう。
そう考えながら歩いて行くと、おれはすばるの目の前まで来た。
やっぱり学校から徒歩15分ってのはよかったと思った。
さっそく中に入ろうとすると、玄関に一人の女の子が立っていた。
後ろ姿を見ただけで、
どこか不思議な感じのオーラを漂わせるその女の子に、
おれはなぜか無意識に話しかけていた。
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