少年の章

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その後は笹崎の勇一への態度はあまりに普通だった。もう火を付けろと命令することもなく、共犯?と勉強会が続けられた。 勇一が笹崎からもらった本は半年で300冊を越える。さらに彼の部屋には本があるというから驚かせる。 その日の土曜日。 いつものように先生が生徒に講義を聞かせる。 「異常性欲には同性愛、幼児愛、獸姦、のぞき、フェチ、アナルセック○、サド、マゾなんかがある」
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