少年の章

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「勇一。お前は卒業生だ。たまに会って話をするのは全然かまわない。しかし、俺がお前に教えることは何ももうない」 「え、急に。そうなんですか……」 勇一は心底寂しそうに下を向く。 「けど、先生のおかげで自信が付きました。ありがとうございます」 「今夜、最終試験を行う」
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