少年の章

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「発見が早いのとご主人の的確な指示で幸い3分の1くらい燃えて消し止めたらしいわよ」 「なんでもお子さんがずっと引きこもりだったんでしょ?」 「けど、それを恨みに自分の家に火をつけるなんてねえ」 「何でも例の連続放火の重要参考人らしいわよねー」 「隣街も歩いて30分くらいでしょー?あっちでもかなり被害あったって」 「内容が内容だけに警察管轄に事件はなるかもしれないって話もあるわよ」 「うちの子供は大丈夫かしら?最近ろくに口聞かないし」 「だいたい旦那が家庭を省みないのがいけないのよ」 「小山さんもさすがにこの街には住めないわね……」
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