‥‥‥ありがと

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少しだけ振り返って 「入れば?お茶位出すから」 そう言って、ボクの返事を待たずに階段を登っていく どうしていいか分からなかったボクは、慌てて上がると靴を揃えて 「お邪魔します」 (そう言えば最近、大きな声って出してなかったなぁ) 玄関から、家の中に響く位の声で言って、女の子を追い掛けて階段を駆け上がる "優衣の部屋" 女の子が入っていった部屋のドアに書いてある
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