序章

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
貴方達は自らの栄華の為に他人を見捨てられますか? 私には見捨てられませんでした。 人間界は私が創りました。 魔物も居ないし人間が存続する上では害の無い世界です。 しかし、世界創造は禁忌中の禁忌。 賢者でも許される事のない所業。 神々は黙って居ませんでした。 無論世界創造の秩序を汚した私は神々に消される事になるでしょう。 ですから私は人間界にある書物を一冊遺したのです。 願わくば人間界の繁栄の為。 人々の共存の為に…。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!