プロローグ

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昼間だというのに薄暗く不気味な雰囲気が漂う赤土で出来たレンガ造りの路地裏に透き通る様な美しい男性の声が聞こえた 「貴様がレクドルか?」 と冷たく言い放った 「だったらなんだ?ガキ」 「そうか。なら一緒に来て貰う」 「ハハハハ。お前に俺を捕まえられるか?」 すると男性は青い炎に包まれた。その様子を見て差別の目を向けた。少年は 「人間を辞めたか。レクドルいや闇つき。ならば消し去るのみ。我が魂に宿りし聖なる力よ。その力を具現化し我が前に現れよ。乙鈴姫(おとすずひめ)」 すると少年の胸から優しく温かい赤色の光が現れた。
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