プロローグ

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そして辺りには青い液体が宙を舞った。 その液体は止まった少年の頬に着いた。 この液体は闇つきになった者の血液だ。最初に説明した様に闇契約をすると闇に身体を奪われていく。最初に血液が青くなり理性を無くす。 「これで終わりだ。」 と少年が言うと乙鈴姫をレクドルの心臓に刺した。 乙鈴姫を抜くと青い血液が噴き出し少年の服に血液がべったりとついた。 「こいつを土産に会議に行くか。」 すると乙鈴姫が楽しそうに鈴を鳴らしながら 「主らしいね。」 と嬉しそうな声色で話した。 その言葉をいったあと光に戻り少年の胸に戻った 「さて行くか。この土産が灰になる前に...」 と笑うとレクドルの片手で服を掴んだ。すると少年が光だし少年とレクドルは消えた。 少年が消えたあと戦闘で壊れたものがもとに戻り何も無かった様にまた静けささが戻った。しかし壁についた青い血が此処で何があったか物語っていた。
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