38人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
私は地震が来る時家で呑気にメールしながら韓国ドラマを見ていました。
地震が来て玄関を開け外の様子をみると電柱や街灯が、今にも折れそうな勢いで揺れて居ました。
私は岩手県の野田村に住んでいて…津波の被害をほぼ毎回受ける村に住んで居ます。(いつもなら酷くても床上浸水)
地震は始めに縦揺れしばらくしたら横揺れに変わり、揺れが2分以上続いて私は「確実に津波が来る」と思いました。
防災無線で避難指示が発令されました。
私はたまたまメールしていた同じクラスの人と私の通う工業高校に急いで避難しました。
避難している最中に「ドーン!」と言う火山が爆発したような物凄い音が響きました。
私は「確実に野田は半分以上津波にのまれる…」と思いました。
工業は近かったので急いで行き、10分位でつきました。
セミナーハウスと言う建物が工業にありそこが避難所になって居ました。
工業生がセミナーハウスに避難して居ました。
その中に美○と言う私の親友と呼べる友達が居ました。
美○は自分のおじさんがちょうど迎えに来ていました。
先生に「今なら道路通れるから通れる内に帰った方がいい」
と言われて居ました。おじさんと相談して帰る事にしたらしく、私に帰ると言ってきました。
でも私は嫌な予感がして「お願いだから行かないで!ヤバいって!」と言ったけど「今通れるなら帰るよ」って言って帰って行きました…
私は「何も起きないで!無事に美○を家に帰して…」と願いました。
その間私は先生の手伝いをして毛布などがある程度あったので、各部屋に設置している時に悲劇が起きました。
悪い予感は当たり美○が帰った10分後位に20㍍を超える津波が、野田村を襲いました…
最初のコメントを投稿しよう!