3月11日

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先生達や野球部は津波を見に行ってて私も「彩○も早くきてみろ!!やべーぞ!」と言われましたが、行く気になりませんでした。 と言うか、忙しくてそれどころではなかったんです。 準備が終わり保健室の先生と興味本位で津波の被害を見に行きました。 とても残酷なものでした…見に行かなきゃ良かったと後悔しました。 村は半分以上壊滅状態で村の面影がありませんでした。 東階段(通学路)の下から救急隊員が駆け上がってきました。 保健室の先生はなにがあったか聞くと、津波に流されながら木に必死にしがみついていたお爺さんを救助した。と言ってまた駆け上がって行きました。 私と先生も後を追う様に階段を駆け上がりました。 毛布で顔は隠れていましたが、足が折れたらしく変な方向に曲がっていました… 先生とセミナーハウスに戻り私は津波の怖さを実感し、トイレで泣きました。 一緒に避難してきた大○はジッとしていることが嫌いな人で外に出たり中に入ったり… 私はイライラと大○も居なくなったらどうしようと言う不安、イライラを抑え大○に不安な事を訴えても「俺はジッとしていることが嫌いなの!!」と言い話を聞きもしないで、散歩に行くと言ってまた外に行きました。 人に心配や迷惑をかけるのが嫌いと言うくせに人に心配や迷惑をかける… 私のイライラも一時ピークになり、同じクラスの木○や他のクラスの人や後輩の前でも泣きました。 普段人前で泣くのが苦手な私ですが怒り泣きしました。
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