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「なんで中に居ないの。なんでうろうろするの。」「お願いだからうろうろしないでよ…」
そう言っても同じ事の繰り返し…
「俺はジッとしてるのが嫌いなの!」の一点張り。
もう少し私と木○の気持ちも考えてほしかった…
私達のイライラの原因は大○…お前だよ。
何を言っても無駄。でも放っておいてた私達がバカだった。
10分すれば帰って来てたのが20分経っても帰って来る気配がなく、2人で探し回っていたら、「なにしてんの(笑)」と言って帰って来ました。
この一言が爆弾の導火線に火を付けました。
「笑い事じゃないよね?」「大○…俺と彩○の気持ちわかる?わかるわけないよな!」
「どうしたの?そんなに怒って(笑)イライラすんなって(笑)」
「…木○ほっといて帰ろ。」
「そうだな。行こうぜ…」
そこで私達はセミナーハウスに戻りました。
大○も後から戻って来ました。
「とにかく落ち着いて中にいて?」と言っても…
「だから!ジッとしてるのが嫌いなの!」
「ウチと木○がどんな気持ちで探したと思ってんの!!」
こういうとなにも言わない。
逃げてばかり…
そんな事をして過ごしていると、役場から水やカンパンが届き先生達に全部運ばせるのは悪いとおもい、私と一年のテニス部の司と手伝いました。
私は一応女なので水を運ぶのは大変だったけど、手渡しリレーをしてなんとか頑張りました。
その時木○は疲れてたらしく、寝て居ました。
寝る所がなく廊下にあるピアノの下で寝て居ました。大○は…手伝いもしないで座ってるかと思ったら、また外に行ったらしく居ませんでした。
司に物資を運び終わった後に寝ていいと言ったけど…「彩○さんが寝て下さい。木○さんも寝てますし…(笑)」
司は自分も疲れているのに私の心配をしてくれる優しい子でした。
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