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私はおばあちゃんにご飯食べなとか寝てきなと言われても、食欲もなく、眠くても木○と大○を置いて来た事が気掛かりでソワソワして居ました。
お母さんに「お願い!!木○と大○を連れてきたいから、戻ろう!!」と無理な事を言いました。
お母さんも「いつもクラスでお世話になってるし、避難所でも彩を支えてくれたからね…戻ろうか?」と言ってくれました。
その事が嬉しくて急いで行こうとしたけど、
「ここはばあちゃんの家なんだから了解をもらってから行くのでしょ!」と言われました。
私は「ばあちゃん!お願い!!彩の友達が心配だから連れてきていい?いつも迷惑かけてるから、避難所で食べ物をほとんどもらえないよりも家に連れてきたい!」と必死に言いました。
必死に言わなくても良かったみたいで「汚い家で良かったら連れてきていい」と言ってくれました。
私は嬉しくて急いで迎えに行きました。
避難所に付くなり急いで2人を探しました。
探してる時に家庭科のちか○先生や建築の斎○先生に「彩○のお兄ちゃん来てたよ。」と言われ、2人を探すのも忘れお兄ちゃんを探しました。
私のお兄ちゃんは役場職員で忙しいのに私とお母さんの顔を見に来てくれたのに私たちはお父さんの家に居ました…
いろんな先生に「役場職員はまだ居るか」を聞き回りました。
私たちが来るほんの二分前まで居たと言う情報を聞きがっかりして車に戻りました。
お母さんにお兄ちゃんが来てた事を伝えてやっと避難所に戻って来て木○たちを迎えに来た事を思い出しました。
急いで探し、「ウチの家に避難して!木○と大○に拒否権はないから!」と言って「悪いからいい」と言う2人を無理矢理連れて家に戻りました。
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