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朝ご飯は避難所で済ませていた木○達。
私は食欲がなくて朝ご飯を食べなかった。
3月11日の避難所での夜はカンパンを1人一枚だけ食べた学生の私達。
空腹に耐えていて、お腹が減ってるはずなのに食欲がなかった。
それは一番最初に連絡をして来る担任…裕○先生からの連絡が全くなかったからと、美○が生きて居るかわからない状況だったから。
私は2人の前ではずっと笑顔を忘れなかったが、3人で私のお父さんの家でゴロ寝をして居るとき、私は寝ながら涙を流していたと大○に言われた。
何故泣いて居たかは、美○と祐○先生が夢に出てきて「心配しないで前に進みなさい。」と言ったからかも知れない。
2人の最後の笑顔。
私は忘れない。たくさんぶつかり合った2人を信頼して尊敬して居た。
今もその気持ちは変わらない。
私は美○と祐○先生に連絡を取り続けていた。
でも、出てくれない。生きててほしい。また笑っていてほしい。
それだけが願いだったよ…
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