甘党、一匹狼と出会う

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――――え? 思いがけない言葉に祐はポカンとする 狼は気まずそうに目を反らした 「オレもさっき自分の机にそるあるの見つけて、みたんだけどさ」 狼は自分の学ランのポケットから紙を取り出した 「見てみろよ…」 「う、うん」 言われるままに紙を受け取り見てみると… 「まじ…か」 自分のとまるっきり同じものが書かれていた 「ま、そう言うことだからさ」 狼は自分の紙を祐から奪うように取ると祐のを返しながら言った 「一年…ヨロシク」 「はい…?」 こうして平凡な人生の異常現象が始まった
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