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『そうかぁ。俺は死んじまったんだな。
って事はあそこが天国と地獄の分かれ道か。』
そんな事を考えてる間にも
どんどんと死人は増えてくる。
改めて見てみると
ほとんどが20歳くらいの若い男女で
あとは子供や赤ちゃんが
ちょろちょろと居てるだけである。
『えらい若い死人ばっかりだなぁ。』
男は不思議に思った。
次々と死人が天国と地獄に分かれて扉に入って行く。
天国が7、地獄が3、くらいの確率だ!
とうとう男の順番がきた。
受付のサラリーマン風の係員が男の資料を見ながら唸っている。
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