*厭(イヤ)な顔*

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男はやっとの事で魔神を呼び出す事に成功した。 『さあ願い事を叶えましょう。』 健一は願い事を言った 『全ての人が 俺の言うことをきくようにして欲しい!』 『分かりました。お易い御用です。』 魔神は高々と右手を掲げた。 さあたった今より 全ての人はあなたの思うがままです。』 『そうか! よし! 早速試してみよう!』 『おーい! 美月ぃ!ちょっとお父さんの肩を揉んでくれ!』 娘の美月は 普段から 『お父さん オヤジ臭い!』 と言って 全く近づくこともせず 当然肩を揉むことなどしてくれたことなどない。
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