0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
美月は無言のままゴム手袋と鼻栓を外し
台所に居てた母親に愚痴を言い始めた。
『なんで私が肩揉みなんかしなくちゃいけないのよ!
なんか変な整髪料と体臭が混ざってまじ臭いし!』
延々と言っている愚痴を聞いていると
さっきより肩が重たく感じてくる。
『まあそれでもあいつは
俺の言うことをきいたんだ。
流石 魔神のパワーは凄いな。
よし!次いってみよう!』
『母さん。パチンコに行くんで小遣いくれないか?』
妻は無言のまま財布から2万円を取り出し
健一に投げつけた。』
最初のコメントを投稿しよう!