*厭(イヤ)な顔*

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美月は無言のままゴム手袋と鼻栓を外し 台所に居てた母親に愚痴を言い始めた。 『なんで私が肩揉みなんかしなくちゃいけないのよ! なんか変な整髪料と体臭が混ざってまじ臭いし!』 延々と言っている愚痴を聞いていると さっきより肩が重たく感じてくる。 『まあそれでもあいつは 俺の言うことをきいたんだ。 流石 魔神のパワーは凄いな。 よし!次いってみよう!』 『母さん。パチンコに行くんで小遣いくれないか?』 妻は無言のまま財布から2万円を取り出し 健一に投げつけた。』
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