エロ自販機から駒w(゚o゚)w

11/24
前へ
/125ページ
次へ
「姉貴、今日は早いんだな。仕事早く終わったの?」 「うっせカス」 酷っ…… 「……どうでもいいけどさ、毎回飲み過ぎてるといい加減、肝臓やられちまうぞ?」 「かたいこというなよぉ~~。これがわたしのいきるみちなんだからぁ」 「あぁ、もうっ……酒臭っせぇなぁ。 いいから、さっさと片付ける。腹減ってんだ、飯にしてくれ」 うんざりした口調で、姉貴の周りにある空き缶を片付け始める。 そんな俺に姉貴がチンピラのように絡んでくる。 「なんだぁ?そのわたしのだんなさまきどりのせりふはぁ~~……。カリメロのくせによぉ」 「カリメロで悪かったな」 「悪いと思うなら死んで」 「それ、禁句だろ!?」 やっぱりか!やっぱりそうなのか!? しかも今の台詞だけ妙に発音しっかりしてたな!? 姉貴は冗談冗談と言いながらも、背中を反りながら大笑い中。 ひとしきり笑い終えた後、とんでもないことを口走った。 「ごっめん。じつはわたしかいしゃにさいふわすれちゃってぇ~~。なにもかってこれなかったんだよぉ。 だからきょうはめしぬき~~。ごめんね☆」 「ごめんね☆じゃねぇよ!自分でビール買い占めたからじゃ ないのか!?」 「やべ、ばれた?」 「あんたマジで俺を殺すつもりじゃなかろうな!?」 「カリメロだまれよ~。だいじょうぶ、だいじょ~ぶ。れいぞーこになんかあるっしょ?みてみそ」 「ぐうぅっ……!」 奥歯を噛み締めながら、とりあえず従うことにする。恐る恐る冷蔵庫を開けてみる。 中身は空っぽ。 「ウケる~!なんもねぇし~!」 「お前がウケるな!この確信犯!」 なんだか目眩がしてきた。
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

240人が本棚に入れています
本棚に追加