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しかも美樹が関わる問題なら尚さら関わるのは嫌だ。
「先生、俺は見せ掛けの軟弱ひ弱人間なんで他を当たって下さい」
「なっ!…まぁ、仕方ないか。じゃあ西山、来い」
そうして撤去された肖像画は美樹の命令で花園親衛隊に回収された。
その後、理事長に直訴して無事(?)学園の昇降口前に飾られたのであった。
この某大作の継母のように、自分の美しさに関わることには全力を尽くす幼馴染みに俺はホトホト呆れるばかりである。
おわり
【プロフィール】
花園美樹(ハナザワ ヨシキ)16歳
自分に酔いしれるナルシストな美形で、純銀製の手鏡は常にバックin。幼馴染みから秘かに継母疑惑をかけられてる。
弓沢智基(ユミザワ トモキ) 16歳
今作の視点人物(一応、主人公)。男女共にモテる外見だが美樹の影響で面倒事が大嫌い。
避ける為ならプライドも簡単に捨て去れるまでの成長ぶり。
秘かに美樹を某大作の継母みたいだと思ってる。
(鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは誰?――もちろん僕だよね?みたいな感じ)
あとがき→
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