★集中連載 ラップギア★

★ラップギア.１０★

【集中連載】
ラップギアを極める.１０

ラップギア表記を使い、レースを３パターンに分類。その３パターンのレースも回顧を通じてある程度覚えていただいたかと思う。暇な時間があったら、主要レースのラップを見て自身で復習してもらいたい。

【最後のピース】
コース適性と馬自身のラップ適性(競走馬適性)

■コース適性

ここで言うコース適性とは東京で【3.2.0.0】といった馬の成績ではない。分かりやすく言うとそのコースでなにが求められるかを表したものです。

例えば東京2400だと
【瞬８平２消０】

このように表し、この場合は東京2400は瞬発コースであり瞬発力が最も求められ、少し平担適性が問われるということです。

ラップギアの著者は、これをコース適性値と呼んでいます。

著者はこのコース適性の事を、一定期間そのコースで行われたすべてのレースを分析し、３パターンに分類するとそのコース特有のクセが浮かび上がるとしています。１０分割で表しているため、足すと『必ず１０』になります。

ちなみに東京2400のコース適性値

【瞬８平２消０】

瞬発戦が80％,平担戦が20％,消耗戦が0％になっていますが、四捨五入しているため消耗戦が0％なわけで消耗戦が一度もなかったわけではないのは覚えておいてください。