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★ラップギア.6★
【集中連載】
ラップギアを極める.6
では、3パターンのラップパターンを覚えたところで実際にレースを見てみよう。
ジャパンカップ
走破タイム
2.25.2
1000M通過
60.7
12.8-11.7-11.9-12.3-12.0-12.7-12.9-12.0-12.2-11.2-11.3-11.9
(48.7-49.6-46.6)2.24.9
▼10△1△6 瞬発戦
これは去年のジャパンカップですが前半5Fが60.7秒。前後4Fで落差が2秒ほどある、古馬GIとは思えない明らかなスロー。後続がはやめに来たので、ギアを上げざるを得なかったシンゲン。そこの加速が▼10(1秒)でこれはJCでも過去最高の加速でした。
これだけ大きな加速(ギアチェンジ)が入ると、どの馬が1番瞬発力があるかを問われたといっていいでしょう。勿論その馬はブエナビスタだったわけですが、これは降着処分で2着になったのは皆様ご存知の通り。勝ったローズキングダムもまた日本ダービーからずっと、瞬発戦で好走してきた馬です。去年のジャパンカップは明らかに瞬発力が問われたといっていいレースだと思います。
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