プロローグ

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立ち上がろうにも、体が言うことを聞かない。 電流で体が麻痺してるのだ。 コンセントを抜けばどうにかなるかもしれない。 そう考え、引き抜こうとした。しかし,電流の熱で皮膚が溶けていた。 肉がコンセントにくっ付き、引っ張る度に、激痛が走った。 それにもめげずに、引っ張った。 グチ!ブチ! という音を立てて、コンセントは首からとれた。 今までに無い痛みだった。 コンセントが刺さってた所は、丸く穴があいていた。 しかし、これは悪夢の前兆に過ぎなかった。 テストのスタートだった。
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