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隆弘は笑った。
「んな訳あるかよ!ばぁか。俺はそんな噂信じない方だから!」
そんな性格だから、騙されるんだよ。
「ううん。確かに変な噂だよ…だけど、見せたくないけど、これ見てよ。これで信じてくれるでしょ?」
私は、鞄にしまってた例の裸の写真を隆弘の前に出した。
「何だよこれ。まじかよ。有り得ない。あの子そんな子なんだな…ははは。」
どうやら、信じてくれたらしい。
「信じてくれた?気を付けてよ?いつ何をしてるか、わからないから。」
「あぁ。ありがとうな…でも知りたくなかったよ。」
お節介だったのかな。でも、隆弘に危険を感じてもらえたらいいかな…。
その時、遠くから聡子が笑顔で走ってきた。
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