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次に意識が戻ったのは深くて暗い樹の生い茂った森のような場所だった…
翔梧「ぅぅん…。」
達雄「大丈夫か?翔梧!!」
翔梧「先輩…!?あれっ…!!?僕達…!?」
達雄「ぁぁ…確かに俺たちは会社の倉庫にいたはずだ!それなのに…」
翔梧はまだ状況が掴めていないらしく周りを見渡しては首を捻っていた…
達雄「全く別の世界に飛ばされたって所かな…」
翔梧「なんでそんなに落ち着いているんですか!?」
達雄「こぅいぅ類いの小説を読んでたからなぁ。多分それでじゃないか?」
翔梧「そんなもんなんですかねぇ?」
達雄「そんなもんだろ?取り敢えずこの森のような場所から出よう。別世界に飛ばされたんなら化け物とかもいるかもしれないしな!」
そぅ言いながら達雄は草の生い茂った道なき道を歩きだした。
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