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「あ、そうだ。飴食べる?」
「…え!?」
彼女は突然振り返り、ニコニコしながら聞いてくる。
「えーっと…。」
どう言うべきか考えて言葉に詰まっていると、サナちゃんは私の机の上にたくさんの飴を広げた。
「どれでもいいよ。」
そこまで言われて断るのもどうかと思い、私は適当に一つ取った。
「えっと…ありがとう。でも、急にどうして私に?」
「?もしかしてこの学校じゃあ、友達同士でお菓子の交換とかはしないの?」
サナちゃんは驚いたように言った。
だが、私はもっと驚いていた。
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