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いざオルゴール作り★
「りえはなんの曲にする??」
「りえはきらきら星!」
「お母さんはなんの曲!?」
「お母さんはいつもの曲!!」
「お母さんその曲すきだね♪」
「この曲は色々な思い出がこもってんのよ☆」
数時間後―
「「できたー☆★」」
「やったね!りえ♪」
「うん!」
「じゃあもうバス乗ろうか!」
「うん!」
この会話があと一分遅ければよかったんだ。
キキーーーーっ!!
ううわわぁぁぁぁぁ!!!!
きゃあああ!!
ガシャガシャバリンドンドンガリンパンパンキキー!!!!
ばーーーーん。
たすっ……けて。。
ここから記憶がきえた私。
自分がどう落っこったのかもわからない。
ただ目を開けて私を待っていた日々は…
お母さんがいない日々だった。
――
――――
――――――
―――――――――
私はこの事故をニュースや新聞でしった。
運転手一名 バスガイド一名 乗客23名。
重症5名。けが18名。死者2名。
雪崩によりバスの転倒事故。
受け止めなきゃいけなくても、受け止めたくない現実。
私はそれから心を閉ざした。
お母さんのいない日々に 目をそむけて。
「別にあなたには関係ないです!!」
思い出したくない思い出が一気によみがえった。
「ふーん。」
「それじゃさようなら!!」
お母さんの事を考えると苦しくなって…
「おいちょっとまてよ!!……!!―…お前泣いてんの?」
―泣きたくなるんだ。
「うるさい!あなたに関係ない!!」
バタンッ
スクールバッグを持って急いで屋上を出た。
(あーあ。泣き顔見られた。もぅ今日は最悪だ;)
そう思いながら歩いていると
「りえー!!!!もうどこいってたのよ!」
「うっ梅野さんっ!?」
「ハァハァ…どんだけ…探したと…思ってんのよ!」
「ごごごごめんなさいっ!!何か私に用事でも…」
「一緒にご飯食べようと思ったの!!…なんかもんくあるの!?」
(梅野さんまさかのツンデレパターン!?でも似合うなぁ笑)
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