第2話

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十年後… えっ、早いって? いいんだよこれで。恥ずかしい俺の赤ちゃんプレイなんざ見たって面白く無いだろ! 大丈夫だ安心しろ。この十年で何があったか教えてやるから。 まずは俺のことだな。 俺の産まれた家は大貴族で隣国との国境の辺りにそれなりの領地を持っていて生活は裕福だな。メイドとかいるし。 俺自身は能力のおかげで天才とか神童とか言われてる。まぁ当然だな。 次は俺の回りだな。 まず伝えたいのは俺に妹が産まれたんだ!めちゃくちゃ可愛いんだ!わかるか?半端ねぇんだ!いつも『お兄ちゃん』て可愛い声で俺のこと(略 悪い、取り乱した。 真面目にやるから許してくれ。 妹の名前はシンシアで俺の二つ下だ。シンシアは俺違って素で天才なんだ!回りからは天才兄妹なんて言われてるがな。見た目?シンシアは金髪碧眼の母親似だよ。ちなみに俺は黒髪黒目の父親似だ。 次は両親だな。 母さんは優しい人で何も問題は無いんだけど、親父は裏では平民をゴミのように扱っている。だからそろそろ家督を譲って貰おうかなと思っている。
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