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ごくまれに、魔法とは違う異質な力を持つものが現れることがある。こういった者は異能者と呼ばれ異端視されるが、脅威とされるほどの力を持つ者はこれまで現れたことがないので、それほど恐れられてはいない。 ただ、中には魔法では出来ない事をやれるものもいるので、便利に使われている者もいる。 ギルドと呼ばれる組織があり、民間のもめ事から魔物退治など危険な仕事まで請け負う組織である。下からF・E・D・C・B・A・S・SS、のランクがあり、上のランクほど危険で報酬が高い。 異能者は大抵ギルドに属している。これは他に居場所がほとんど無いからである。 今では貴族も大抵はギルドに登録している。これは学校が実戦練習をさせる為に奨励しているからである。上のランクのほとんどは実力者の貴族で占められているが、中には実力ではなく単なる見栄で無理やり上のランクになろうとする者もいる。だが、そういう者は大抵逆に大恥をかかされることになる。ギルドは徹底した実力主義を取っているのである。 ギルドには正式に所属しているメンバーと、登録している外部の人間が依頼を受けて仕事をしている。 外部の人間は好きな時に気に入った依頼だけ受けていればいい。
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