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ワタシの自宅前に無言で停車した彼氏。
いつもなら、ボードの後は一緒に夕御飯を食べにいくのに…。
トランクを開け、ワタシの荷物を淡々と下ろしていた。
「じゃあ…。」
意地っ張りなワタシは自分から仲直りの言葉を述べたことが無い。
いつものワタシなら、無言で荷物を持って玄関に向かったはずだった…。
だけど、何となく
「このまま喧嘩別れしたら絶対後悔する…。」
って思って、
「……ご飯行かないの?」
彼氏に自分から歩み寄った。
今思えば、前日に数々の第6感を感じていたワタシ。
偶然かも知れないけど…。
何か予感があったのかも知れない。
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