紫之璃 癒羅

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夏目「…お前は何も聞いていないのか?」 『…? なんの事です?』 夏目「…ついに目覚めるのだ あのお方が4000年の長い眠りから覚めるときが来たのだ」 『…あのお方?』 夏目「斑尾様だ!!」 「「「!!!」」」 『…』 如月「…貴様 何の戯言だ!!」 亜弥菜「斑尾はとっくの昔に消された筈だ!!」 夏目「戯言? 消された? そんなはずがないだろう? 斑尾様は貴様の先祖に大怪我を負わされ 傷を癒すために眠っていたのだ!!」 『…遺言はそれだけか?』 夏目「!!!!」 癒羅は夏目の首に血桜音を突き付けた 夏目「ッ…朱鳥(アスカ)!!」 朱鳥「ガァッ!!」 三つ目の狼が現れた 「「!!!」」 夏目「こいつらを殺してしまえ!!」 『…魔堕騾』 ドカッ 魔堕騾「お前の相手は俺だ」 魔堕騾は朱鳥を投げ飛ばした 朱鳥「ガルルル…」 魔堕騾「人の言葉も発せぬ妖怪が俺の相手だと…?」 朱鳥「ビクッ」 魔堕騾「まぁいい …しかし夏目とやら さっきの話は本当か?」 夏目「…あぁ 本当だ!!」 『魔堕騾…そいつの事を知ってるの?』 魔堕騾「知ってるも何も斑尾は俺の兄だ」 『!!』 魔堕騾「まぁ 兄貴は俺より劣っていて姿形も一族とは異なっていたからな」 『…じゃあそいつが来たら戦うのはお前だね』 魔堕騾「あぁ 俺に任せろ 一族の始末は一族の者がする それが俺達の掟だ」 夏目「…斑尾様は殺させん」 執筆中
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