プロローグ

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三月 旭(みづき あさひ)の一日の始まりは幼なじみである溝橋 睦月(みぞばし むつき)に起こされるところから始まる。 「はやく起きないと遅刻するぞ。」 そう言われ、布団をはぎ取られた。 だが、私は 「あ…あと五分。」 抵抗をする。 もちろん、抵抗の前に"無駄な"ってつくわけだが 「さっさと起きろー。」 バシッ! 今度は頬を叩かれた(はたかれた)。
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