2人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
────此処は何処…?
暗い暗い闇の中。
此処は一体何なのだろう…?
何故私は此処に居るのだろう…?
『いい加減に認めなさい。』
誰…?
その暗闇の中で誰かの声が聞こえる。
何処かで聞いたことあるような…知っているような…。
「やっ…絶対に嫌だっ…。」
私は何を否定しているのだろう?
自分でも解らない。
だけどただただ必死だった。
『真実に変化等無い、運命は変わりもしない。解っているだろう?』
「黙れ…!!」
嘲笑っているかの様な口調で、見下した様な態度で私に問い掛けた。
私は“何か”が悔しくて辛かった。
『受け入れてくれる人間が居ると思うか?居る筈が無いだろう?何故ならお前は…』
「言うなっ!!!」
最初のコメントを投稿しよう!