序章

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…… 俺と雄二は今年から家の近所の公立高校に通う。 まぁ今合格発表の帰りなんだが… 俺はこの高校に合格することが目標で中学三年間過ごしてきた。 この高校の学力に合わせて勉強してきたつもりだったので合格できたと思う。 雄二は…氷室雄二は、小学校、中学校と同じ学校、同じ部活に通っていた親友だ。 雄二は中学2年6ヶ月まったく勉強してなく、サッカー部を引退してから担任に、 「行く高校がありません」といわれ、俺に泣きついてきた。 内申点はとても悪かった雄二だが死ぬ気で勉強したらしく、無事俺と同じ高校に合格した。 (そういえばコイツ合格発表の時泣いてたな~ ~)
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