第十一章 懺悔

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「忘れたとは言わせんぞ!俺はお前を良く覚えてる」 「……クックック。なんていう偶然。いや、必然か?もはや因縁だな。あの学校に二人とも在校してるのは何かの陰謀かと疑っちまうぜ…。あぁそうだ。俺だよ」 「神崎……雷斗!」 「まさかお前があの時の餓鬼とは……」 「お前も餓鬼だったじゃねぇか。"5歳の子供"が一人で一家惨殺……。誰がそんなことを思う?お陰で俺はお前を見つけることができなかった。警察は大人が犯人だと思って探し始めやがった!俺の話なんざ聞いちゃくれなかった!」
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