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ディル:「なんで助けたんだよ。」
ティナ:「さっきも言ったように意思よ・・・。アナタまた来たのね。危ないとこだったじゃない。」
ティナはすこし涙潤んだ瞳で俺を見つめた。
その顔をみて俺はすこしズキッとなった。
俺みたいな悪魔でも痛みを感じることができるんだと実感した。
ディル:「まぁ・・・ありがとな。」
すこし申し訳なくなり下を向きお礼をいった。
そしたらティナは微笑んで
ティナ:「けっこう素直なのね。私いつも1人なの。せっかくだから友達にならない?アナタのような悪魔なら怖くないし。嫌ならいいけど・・・」
そういった。
怖くないって言い方はさすがにプライドが傷つくぞ
俺はすこし考え込むように黙り、そのあとゆっくり首を縦におろした。
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