第Ⅳ章~小さな一輪の花~

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ディル:「ぁあ、ヒマつぶしくらいにはなるだろ」 ティナ:「フフッ。まぁいいわ。人間界では季節によっていろんな花を植えるのよ。でも、ここなら好きな花を植えれるわ」 ディル:「そりゃそうだな。ここに季節なんてないしな。天には朝しかなくて地獄は夜だもんな」 ティナ:「理解するのが早いじゃない」 ディル:「バカにすんなよ」 そんなふざけあった会話をしながら初めて俺は花を植えた。
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