第Ⅶ章~すれ違い~

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ルークはガクッと首を下げてしまった。 いまさら引き返すわけにもいかず、そのまま下に降りた。 魔王:「どこへ行っていた。」 ディル:「…」 言葉が出なかった。 魔王様にバレたら 消される ティナまでひどいことになる。 魔王:「答えろ!!」 ディルは肩をビクっとさせた。 うまくごまかさないと。 それしか考えられない。 ディル:「あの…俺は…その…。」 魔王:「なに言ってるか聞こえないなぁ。大きな声で言ってみろ!!」
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