Mysterious Impression

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じゃんけんでチームは一と郁人、大河と裕典に分かれた。 郁人と大河が先攻を決める。 大河が勝ったのでボールは大河のチームからになった。 「めっちゃ点取っちゃうもんね~。いくぜ、ゆうすけ!」 「おぅ!」と裕典は返事する。一方で郁人たちは、 「ぼくサッカーあんまりしたことないから、どうすればいい?」と一が不安そうに尋ねていた。 「相手にむかっていって、ボールを思いきりければいいよ!変なとこにとんでも拾ってあげるから!」」と郁人は少し得意げに答えた。 裕典がボールを大河に向かって蹴ったのでゲームがスタートした。 「よし、行くよ!?」「うん!」と郁人と一は合図をとり、そのまま一は裕典に向かって突っ込んでいく。 それに裕典は驚いたのか、「おぅ!?」と奇妙な言葉を出して、ボールを蹴ってしまった。 ボールを蹴った方向には、大河でなく、郁人がいた。そのまま郁人は、ボールをゴールまで運んで蹴る。 しかし薫のセーブにより防がれてしまった。「かおる、すごいね。ボール止めれるなんて。」と郁人は話しかける。 「いや、これくらい普通だよ。」と言って、薫は少し鼻をつまんだ。 その後も郁人たちも大河たちもシュートを数本放つが、敵や薫に防がれてしまう。 すると、一が裕典が足で止めていたボールを思い切り蹴った。 ボールは見えないところへ。裕典は、「おいおい、そんなに飛ばすなよ。」と笑いながら言った。 郁人は「ぼくが取りに行くよ。」と駆け出した。
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