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康平「先輩、あの娘なんて名前かわかるんですか？」
「何？やっぱお前も気になんの？なんだよ、興味なさ気だったくせに。」
康平「別にそういう訳じゃないっすよ。」
「苗字とかは、わかんねぇけど、あの二人がお互い呼び合ってるのが、[こなみ]と[ゆき]だったから、ちっちゃい方がこなみちゃんで大和撫子がゆきちゃんだと思うよ。」
ふーん、こなみ と ゆき ね。
「お前らと同じ中1らしいよ。どこの中学かまではわかんねぇけどな。」
俺は衛の側に行った。
康平「あの娘、こなみちゃんって言うらしいよ。俺らとタメらしい。」
衛「･･･こなみちゃん･･･かわいい･･･」
口数少ない分だけ、なんか変態みたいだぞ、衛。
それが初めてユキを見た時だったがこの時はさほど関心はなかった。
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