世界観について。

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争いが収まったとはいえ、全てが共存へ、足を踏み出した訳ではありません。 まだ吸血鬼、人間。お互いを敵視している人も中にはいて、小さな争いは、所々でおこっていました。 それを、鎮圧。抑えるため、また共存を広めるために出来たのが、共存派で作られた部隊 共存国家治安部隊 「治安警備隊」 コレが、 治安警備隊の始まりです。 法律により、吸血に制限をかけられ、今まで好き勝手に吸血をしてきた、吸血鬼の中には納得しない者もいました その中、で考えられたのが 「違法契約」 事故や、病気で死にかけている人間の前に現れ、本人に尋ねます 「オマエハ、マダ死ニタクナインダロウ?」 吸血鬼には「高速治癒」などの、治癒能力があります。その能力を使えば、どんな病気、瀕死状態でも回復するのです 吸血鬼は、それを利用して契約をするのです。生きる代わりに、自分の永遠の食料になれと 契約するか、しないかは。その人間次第です 人間と契約した吸血鬼は、首輪の代わりに指輪を渡し、永遠に縛りつけます 初めの方は、禁止行為として政府や治安警備隊は目を光らせていましたが しかし、この「違法契約」というものは、人間本人の意思で契約をするので、人間側も吸血鬼側もその事を次第に悪くいわなくなりました。 政府は「違法契約」に少しお互いが納得するような制限を付け加え、「正式契約制度」になりました これが、この世界の歴史です .
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