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「いや大丈夫?今震え…」
「何ですか」
「え?だから震え…」
「何 な ん で す か?」
何で遮るのさ!?
今震えてたよね、プルプルまるでチワワのように!!!!(でも無表情)
だがろりっ子神様は全てをなかった事にしたいのか華麗にスルー。(でもずっと無表情)
「つまりあなたの言うちーと能力【錬金術】と言うのは材料としてその場にある物を勝手に強奪し、
形、内容、完全なるイメージで無理やり造り出す詐欺行為ですね」
「響き悪っ!?」
もはや大犯罪のようだ。
心底びっくりする僕をしり目にろりっ子神様は重々しく頷いた。
「はい大犯罪です。
一つの世界には複数の神々の選ばれた【律】があり、その本人が管理しています。つまり神々の許可なく【律】を無視し、ねじ曲げ、冒涜した、これは人間ごときが償える罪ではありません。」
小さな
美しく、
無表情のせいで愛らしさとか温もりを感じさせない幼女の姿の神がユラリと僕を見た。
【僕】を、【視た】んだ。
「その時は、
私は神を管理し、
世界を見渡す存在として【【絶律】】の元、
その世界を
――消去します」
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