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「あああ！！中川4ﾌｧｳﾙだ！！！」
青南ﾒﾝﾊﾞｰが跳び上がる。
「いよぉぉっし！！！！」
「これで中川はﾍﾞﾝﾁだ！！！！！」
中川は下を向き､何も言わずにﾍﾞﾝﾁへと去った。
代わりに入ったのは市原。
「これでまだ勝負は分からねえ……！」
観客が少し､青南への期待の言葉を漏らした。
「いくぞ！！！」
試合再開と共に､神崎が素早くｵﾌｪﾝｽに移る。
「いけいけ！！青南！！
おせおせ！！青南！！」
今まで殆んど無かった青南の応援が､王寺の応援と同じくらいになっていた。
阿部から立川へ！！
ｻﾞｼｭｯ！！！
！！！？？？
「どわああ！！！東出からｽﾘｰﾎﾟｲﾝﾄ決めたぞ！！」
「ﾓｰｼｮﾝが早ええ……。
あんな打ち方でｷｯﾁﾘ決めてくるなんて……。」
東出は呆然としていた…。
立川のｼｭｰﾄに反応出来なかったのだ。
「よおおっし！！」
ﾊﾞﾁｲ！！
立川が次々とﾒﾝﾊﾞｰとﾊｲﾀｯﾁ。
青南５１
王寺６８
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