2917人が本棚に入れています
本棚に追加
/310ページ
ダムッッ!!!!
酒井のドライブ。
「くっ…!!(終盤なのに何てキレのあるドライブなんだ…!!!)」
神崎は必死のディフェンスで酒井に喰らいつく。
そして神崎がブロック出来る状態でシュート体制。
だが酒井はクラッチシュートで神崎のブロックを難無く交す。
「さすが酒井!!巧い!!」
体制は悪いがノーマークでシュート。
「アマーーーーーーッッイ!!!!」
バシイイッン!!
凄まじい快音が会場に響き渡った。
酒井のシュートをブロックしたのは水原であった。
「ここで水原ーー!!!酒井を止めたぞ!!!」
「何か水原がすげええ!!!!!」
水原がボールを拾いあげる。
「速攻だ水原!!かせ!!」
速攻の先頭でボールを要求するのは阿部。
「分かってますよ!!!」
ビシュ!!!
水原の豪速球がキッチリ阿部に通る。
バス!!
レイアップを綺麗に沈める。
「いいぞ!!いいぞ!!阿部!!いいぞ!!いいぞ!!水原!!」
直ぐに神崎は水原のもとに駆け寄り頭を叩く。
「ナイス!!」
「ウッス!!」
第3クォーター残り1分。
点差は13まで迫った。
最初のコメントを投稿しよう!