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「とうとう13点差!!!」
「このまま逆転しろ!!
神崎だ神崎!!」
「神崎にやらせろ!!!」
観客は青南の奇跡の逆転を願っていた。
……だが、簡単にさせないのが王寺学園だった…。
ドガガッ!!
三澤が怒りのダンクをリングにぶち込んだ!
水原は尻餅を着いていた。
(パワーが半端ねえ……。)
点差は15。
ザシュッ!!
しかし阿部のミドルで直ぐに2点を取り返す。
「いいぞ!!阿部!!!
すげえ!!点の取り合いだ!!」
再び差は13点。
酒井は舌ウチ。
「チッ……。何てしぶとい奴らなんだ。」
すると東出が酒井の肩をポンと叩いた。
「イライラすんな光輝。ウチが負ける事ない。お前は神崎を止める事に専念しろ。」
東出の言葉に酒井の目つきが変わる。
「ウス。」
第3クォーター残り30秒。
「このクォーターで1桁だな…。」
神崎が呟いた。
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